new 火曜日教室の水餃子つくり
(森 勝則 代表 火曜日教室)
3月12日(火)、日本語教室が終わった後、11:30からクロスパル食の工房で黄玉嬋さんの指導で水餃子つくりを体験しました。当日の出席者を5チームに分けて、グループごとに4人分(30個)の材料を用意しました。餃子づくりは粉から皮を作るところから始めるという本格的なものでした。
1)皮を作る
ボールに中力粉(300g)を入れ、水(150cc)を入れながらかき混ぜる。
程よく混ざったら、耳たぶの柔らかさになるまで良くこねる。
こねあがったらボールによく絞った布巾をかけて15分ほどねかす。
団子を棒状にして30個に切り分け、直径9cmに丸く薄く延ばす。
2)あんを作る
豚ひき肉(300g)、ネギ半分、しょうが1片、にら1把、白菜(300g)
豚ひき肉(をボールに入れ、みじん切りにした材料を混ぜる。(白菜はみじん切りにしたあと塩をふり、しんなりさせてからよく絞る)
塩、酒、醤油、ごま油、オイスターソース、砂糖、コショウで下味調味料を作る。
材料と下味調味料をよく混ぜる。
3)あんを包む
あんを大さじでとって皮の真ん中にのせ、ひだを取りながら包み込む。(この時、中身が出ないように、皮のふちに水をつけてひだをとる)
4)ゆでる
鍋に7分目の湯を沸かし、ふっとうしたら餃子を入れる。
ふたをして、再びふっとうさせる。
再びふっとうして餃子が浮いて来たら、あみ杓子で沈めながらゆでる。
皮がぷっくりふくらんできたら出来上がり。
あみ杓子ですくい上げて、水気を切ってお皿に盛る。
5)食べる
たれはお好みで、ポン酢、砂糖醤油、ラー油を混ぜて頂きます。
早いグループでは13時には出来上がって食べ始めましたが、13時半にはほぼ全グループが完成しました。1個が赤ちゃんのコブシほどある大きな餃子で、3個も食べるとお腹がいっぱいになりました。
参加費500円で食後のデザートまで用意されていて、至れり尽くせりの餃子パーティでした。皆さまお疲れ様でした、そして、ご馳走様でした。
皮を作る
あんを作る
あんを包む
なべでゆでる
餃子の完成
いただきます
new 学習者のスピーチ(3月)
帰国スピーチ (ポン 日曜日A教室)
みなさま こんにちは。わたしはポンです。日本に来て2年間はたらきました。みじかい間でしたが、たいへん勉強になりました。
クスクスでは初めて書道を経験させていただきました。書道はいちばん大好きです。タイに帰りましたら、うちのかべに はろうと思っています。
もう一つの好きなことがあります。それは雪です。初めて日本で雪を見ました。タイは暑いところなので、雪がありません。
クスクスではいろいろきちょうな経験をさせていただきました。いい思い出ができました。
おせわになりました。ありがとうございました。
new 2023年度の交流活動
4月 芥川桜堤で花見
6月 書道体験
8月 高槻祭りに参加
12月 嵐山へ紅葉狩り
1月 クスクスパーティー
4年ぶりにクスクスパーティー開催
(岸本 眞佐男 副代表)
1月21日(日)、4年ぶりにクスクスパーティーが開催されました。
80名を超える参加者は、国は8カ国、年代は下は5才から上はウン才までという多彩さでした。赤・青・黄・緑の4チームに分かれて、まずはアイスブレイクのリンボーダンス競争でスタートしました。
次いで待ちに待った食事。この食事も、ベトナム料理・インドネシアのバリ料理・タイ料理・中華料理そして日本代表おにぎりと国際色豊かなものでした。食事の後半からビンゴゲームがあり、その後いよいよチーム対抗ゲーム合戦が始まりました。まずは、二人三脚。最初はぎこちなかったのですが、応援ありそして勝利チームの歓声やハイタッチなど、次第に会場は熱気を帯びていきました。つぎはピンポンリレー、老若の差が歴然とし、逆転に次ぐ逆転で、最後は同着の白熱の争いでした。トリは、ジェスチャー伝言ゲーム、ジェスチャーで言葉を伝える難しさを皆が実感しました。それぞれの勝利チームには、賞品にお菓子のつかみ取りが与えられ、最後の最後までとんでもない盛り上がりでした。昨今、世代を超え国を超えた友情を育んでいくことは、極めて大切なことであると実感します。幅広い交流の輪を、これからもますます発展させていきましょう。
二人三脚
ピンポンリレー
ジェスチャー伝言ゲーム
はじめのことば
リンボーリレー
ランチタイム
ランチタイム
ビンゴ優勝者
森代表おわりのことば
留学生支援グループ『お楽しみ会』
(東 則子 留学生支援グループ)
日時:2024年1月14日
場所:生涯学習センター3階会議室
昨年11月からOHP(大阪大学ホストファミリープログラム)が再開され、久しぶりに留学生との交流会『お楽しみ会』を開催しました。集まったのは留学生とそのお友達10名、会員とその家族15名。今回は留学生に日本の遊びや日本武道の紹介をしながら会員と交流してもらおうと企画しました。まずは会員親子による空手と剣道の実演。その後は2チームに分かれてゲーム・クイズで得点を競います。
1. 福笑い(各チームから子どもと留学生が参戦)
2. 動物の鳴き声クイズ(留学生が7つの言語で出題し日本人が解答)
3. お箸リレー(お菓子やおもちゃのコマを何個運べるか?)
4. 日本に関する〇×クイズ(留学生と子ども達が解答)
5.折り紙教室
得点結果は112対114と大接戦。勝ったチームは賞品を獲得し皆で分けてお土産に持って帰ってもらいました。参加者は大いに盛り上がり楽しい交流会となりました。
福笑い
お箸リレー
関大中高等部との交流会
(岸本 眞佐男 火曜日教室)
12月19日(火曜日)、関大中高等部の生徒20名とクスクス学習者5名・会員7名が参加して交流会を行いました。
最初、“私はだあれ”と言うゲームで和んだあと、生徒の質問に答える形で交流が行われました。質問は、自国のお勧めの観光名所や食べ物、日本の好きな食べ物や文化、さらには映画や芸能人など多岐に渡りました。生徒達は、皆かなり緊張していましたが、それがかえって彼らの真剣さを表し好感が持てました。また学習者は、どの質問にも丁寧に明るく答え、和やかな雰囲気を作り出していました。より良い多文化共生社会を目指したささやかでも確実な一歩であったと思います。
【参加した学習者の声】
馬 霊芝
学生達の一番の興味は、人気のあるアイドルや外国人にとってのお気に入りの物・土産の問題がおおかったです。文化のちがいをしりたいと思いました。
黃 玉嬋
ゲームも質問コーナーもとても楽しかったです。自分の故郷の説明をして写真を見てもらって、みなさんにたのしんでもらって、よかったです。中国人の生徒さんがいて、ちょうど、私の娘と同じ年齢だったので、会えてうれしかったです。
リチャール
かんさいだいがくちゅうとうぶのみなさまとゲームをしたり日本とペルーの文化やたべものについて話をしました。こくさいこうりゅうができて、とても楽しかったです。時間があっという間に過ぎました。ありがとうございました。
谷口ナムカーン
学校の食堂でランチを食べて安くて量が多く美味しかったのでびっくりしました。学生さんはみんなねっしんにタイのこと聞いてくれて、私にタイについてしつもんをたくさんしてくれました。その中の一人は小さいときに家族でタイに行ったことがありますと言っていました。外国にきょうみのある若者と話してたくさんのパワーをもらいました。初めはしんぱいしたけど話しているうちにしんぱいはすっかり消えていまいました。最後はえがおで送ってくれました。来年もかれらに会いたいと思います。
学習者のスピーチ(1月)
日曜日教室 修了者のスピーチ
(石田 勝彦 日曜日教室)
1月7日、日曜日教室の2名の学習者が帰国するため、スピーチをしてくれました。
クオンさん
みなさん こんにちは。この3年間 色々なことを教えていただき、まことにありがとうございました。クスクスに入ったときは 日本語の 知らないことが たくさんありました。
でも研修センターで勉強して生活したあと、私は友だちや先生がたから いろんなことを まなびました。ほんとうに かんしゃしております。
タイさん
皆さん こんにちは! ベトナムのタイです。そろそろ実習期間が終わります。1月中旬に帰国します。日本での実習のうちに 色々な事があって、良い事も苦しい事もありましたが、本当に楽しかったです。
一番なのはクスクスかな。本当にクスクスの学習者になり、3年間で一番うれしいです。日本へ来た時に様々なことが不安だし、日本の生活とか日本人の性格など、どうかなと思っていて、クスクスに参加したばかりの時、日本語が全く分からなかった。
講師の園山先生をはじめ石田先生、クスクスの皆様の丁寧なご指導を頂いたおかげで、日本語が話せるようになりました。日本語だけではなくて様々な体験をしました。
浴衣を着ることとか、高槻祭りの踊りなど、それは大変貴重だったと思います。これからも教わったことを仕事に活かせるように頑張りたいと思います。最後に、心より感謝します。
坂口さん、クオンさん、タイさん、園山さん
学習者のスピーチ(1月)
九塞溝、黄龍旅行のインタビュー
(黃 玉嬋 火曜日教室)
黃 玉嬋さんの九塞溝、黄龍旅行について永井さんがインタビューしました。
Q. 黄さん、11月に久しぶりに中国に帰られたんですね。今回の帰国で、いちばん印象に残ったことは何ですか?
A. 九塞溝、黄龍と峨眉山と楽山大仏、パンダセンターに行った旅行です。
Q. だれと行きましたか?
A. 中学、高校の同級生と その息子さんと行きました。
私を入れて、全部で8人で行きました。
Q. いいですね。高校時代の友だちと行く旅行はどうでしたか?
A. すごく楽しかったです。高校時代にもどったみたいで少し若がえりました。
Q. 何日の旅行でしたか?
A. 8日間の旅行でした。移動に2日、九塞溝と黄龍で2日、峨眉山、楽山大仏、パンダセンターで2日、そして買い物に2日です。
Q. そうですね。買い物は大切ですね。九塞溝はどこにありますか?
A. 四川省にあります。省都は成都です。
Q. 九塞溝には どのようにしていきましたか?
A. 私の故郷の珠海市の空港から飛行機で成都まで行きました。その日は成都のホテルに泊まって、次の日朝から4時間ぐらいかけて、車で九塞溝まで行きました。その日に黄龍の観光をして、次の日 九塞溝に行きました。
Q. 九塞溝はどんなところですか? 写真があったら写真を見ながら紹介してもらってもいいですか?
A. 九塞溝は標高3000m、原生林の中に大小108の湖、泉、滝などがあります。湖や池の水はすきとおっていて、日中は青、夕方はオレンジに変わります。特にこの五彩池の水の色はエメラルド色で、宝石のように美しかったです。ちょうど紅葉の季節だったので、さらに美しい景色を見ることが出来ました。
黄龍は標高4000m以上で、高山病になるので薬をのんで行きました。黄龍は山頂からふもとまで青や緑、黄色の池が だんだん畑のように広がって、遠くから見ると一匹の龍のように見えるので、黄龍と名付けられました。ちょうど私たちが行った前の日に雪が降ったので、少し雪も残っていました。一度に雪と紅葉を見ることができました。
Q. すばらしい旅行でしたね。私も機会があったら ぜひ行ってみたいです。ありがとうございました。
九塞溝
火曜日教室の紅葉狩り (中原 浩幸 火曜日教室)
12月5日にクスクスのイベントで京都の嵐山に紅葉狩りに行きました。
京都の嵐山は京都でも一番人気のある観光地です。平日ということもあり大混雑ではなかったですが、そこそこの人出がありました。あいにくと、今にも雨のふりそうな曇り空だったのですが、日ごろの行いがよかったせいか? 最後まで雨は降りませんでした。・・・笑
昼ごはんは、嵐山の渡月橋に近い公園で、買ってきた弁当やおにぎりをみんなで食べた後、嵐山の右岸の川沿いを遡上して千光寺に向かいました。対岸の紅葉を眺めながら歩くこと約20分。途中で香港?から来た若い男性の観光客にカメラのシャッターを頼まれて中国語と英語と日本語で対応しながら・・・ のんびり歩いていると、対岸の中腹をトロッコ列車の走る姿が見えました。
一日の歩行数は、12,500歩になり、家に帰ると体は疲れましたが心はリフレッシュして元気になった一日でとっても楽しかったです。
ところで、どうして紅葉を見に行くことを紅葉狩りというのでしょうか? 別に紅葉の葉っぱを枝から切って食べるわけではありません。・・・笑
また、春になり桜見物に行くことを桜狩とはいいません。単に、花見といいます。日本人は花といえば桜の花を思い浮かべます。だから、桜見物を花見というのです。
このように、理屈には合わないけれど一般的に使われている言葉や言い回しを慣用句といいます。来年の春はまたみんなで花見に行きましょう。参加された皆様、お疲れ様でした。
年末ゲーム大会で体も頭も若返り!
(松山 恭子 水曜日教室)
〇最初のゲームは勉強で疲れた頭をリラックスさせる「フルーツバスケット」
鬼以外の全員に「りんご」「みかん」「バナナ」という名前をつけ円陣になり椅子に座ります。一人が鬼になり、真ん中に立ちます。鬼は席がありません。
鬼が「りんご」と言ったら「りんご」の人だけが立ち上がり、自分の席から別な「りんご」の人の空いている椅子にダッシュして座りに行きます。鬼もその椅子取り競争に参加します。鬼の参加で椅子が一つ足りなくなるので、誰かが椅子を取り損ないます。
今度はその取り損ねた人が鬼になり別な果物の名前を言います。時折鬼が「フルーツバスケット」と言えば、全員が席を立ちます。単純なゲームですが、面白いです。
【あるシニア会員の感想】
人の動きを見て、鬼にならないように椅子を取るのに必死でした。椅子を取ったことがとてもうれしく、童心にかえりました。どの席が空くのか瞬時に判断し、転ばないように動く。これがフルーツバスケットの面白さです。若い者には負けられません。
〇二つ目は「いろはかるた」
「いろは歌」48文字を句の頭において作った「かるた」です。江戸時代中期【300年ぐらい前】に京都で作られ、大阪、名古屋、江戸(今の東京)に広がって来たと言われています。
【犬も歩けば棒に当たる】【論より証拠】【嘘から出た誠】【頭隠して尻隠さず】【鬼に金棒】等など
さて、誰が札をたくさん取ったでしょう? それは、、、、「学習者さんでーす!」
先生は無意識のうちに、カルタを聞いてから取っているのではないでしょうか。それでは遅い! 「札」には大きなひらがなが書いてあるので、それをたくさん勉強してきた人の方が早いのです。しかも体格が大きく、腕の長いセバスチャンさんが9枚も取りました。お見事でした。!!